作文「ボクのおうち」 K場ちゃあ

　

   ボクと弟のむぅは２歳半になった。

几帳面で綺麗好きなお母さんが、毛むくじゃらでやんちゃなボクらを育てられるのかな❓と画廊の人達はとても心配だったみたい。ギブアップしそうだったら、マダムとO恵ちゃんでボクらを引き取る密約まであったらしいんだ。でも「猫とは思えないほどお利口さん💕」(画廊のみんなが言ってる)なボクらと「見かけによらず愛情深かった」(画廊のマダムが言ってる)お母さんは、周りの心配をよそに毎日幸せに暮らしているよ

　確かにお母さんはすごく几帳面なので、毎晩ボクらのお手入れタイムがある。ブラッシング、歯磨き、耳掃除、そしてタオルで身体をふきふき。とってもイヤだけど、ボクはじっと遠くを見つめてガマンしてる。弟のむぅは、両手でお母さんを押し退けてイヤイヤしてるけど、決して噛んだりシャーをしたりはしない。

もちろんニャンプロレスは好きだけど、ボクらは誰にも爪を立てたり引っ掻いたりはしないのさ❗(本当に良い子達なのよ)

　 唯一マダムのとこのPが来た時は(アイツはバカのくせにお高くとまっているからキライだ💢  犬だし🐶)、ボクだって背中を膨らませてシャーをしてみせたさ❗そしたらマダムが「まぁ、ちゃあ君たら立派なシャーだったわぁ」っていっぱい褒めてくれたんだ。エヘン。

　お母さんは、画廊では大蔵大臣として出費に厳しいらしいけど、ボクらにはなーんでも買ってくれるよ。

ボクらが来る前のおうちは、無駄なものが無くてすご〜くスッキリしていたみたいだけど、今は猫の天国さ‼️ ボクらが暮らしやすいように色んなものをポチッとしてくれるんだ。オモチャもいっぱいあるし、寒くないようにって冬にはコタツも買ってくれたんだ。

壁用キャットウォークやハンモックも用意してくれて、画廊の人達が一生懸命取り付けてくれたんだけど、ボク…ボク…ちょっと重かったみたいで…その日のうちに傾いて壊れちゃった

今ボクらはダイエット中でおやつをあんまりもらえないのがつまんないけど、もうちょっと痩せて長いキャットウォークを作ってもらうのが夢さ

　 そうそう、この間マダム達が遊びに来て、久しぶりに美味しいおやつをもらったんだ。あんまり美味しかったからバクバク食べちゃった。お礼に良いところを見せようと、その後ピョンピョンしたんだ。弟のむぅはものすごく頑張ってピョンピョンしたー　そして食べたおやつを全部ゲボしてみんな大慌てだったなぁ。ボクも後でちょっとだけゲボっちゃった･･･

　毎日こんな感じで愉快さ　内緒なんだけど、最近お母さんはボクらのおしりのニオイをかいでうっとりしてる。ちょっと気持ち悪い…

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