七夕まつり


 杜の都の夏の風物詩・仙台七夕まつりが終わります。3年ぶりに有観客の前夜祭花火大会❗
16,000発もの花火が上がるとあってか、花火見物の浴衣姿の若人達が、いそいそと慣れぬ足取りで行き交う姿が多く見られました。色とりどりの浴衣が可愛らしくて、ついつい笑みがこぼれます。
 私はコロナ禍というより人混みが苦手で、今年は大人しく自宅にいてテレビで花火を見ました。スタッフ達が"お母さん"になる前には、皆に浴衣を着せて(商工会議所のお客様のお付き合いもあって)、桟敷席で「た~まや~ぁ」と夜空に声を張ったものでした。
とても暑くて楽しい夏の思い出です。

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   一番町に画廊がありますので、仕事の行き帰りには笹飾りを目にします。コロナ禍で吹き流しが人の手に触れぬよう、長さが地面から2m上に定められてしまっているせいか、寸足らずと言うか ちんまりと言うか… かき分けるようにして歩く吹き流しの量感が感じられないのが残念ではありました。

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   笹飾りは年々玉も小さくなり、通り一遍の姿が多くなってきましたが、所々に意匠を凝らしたものがあります。よく見ると店構えの大小にかかわらず、金物屋さん、メガネ屋さん…etc. もともと仙台にあるお店の前の笹飾りに、仙台商人の心意気が感じられてとても嬉しくなります。

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 日本人が身近に受け継いできた折り紙の文化。一折一折に願いをこめて、丸めたりつないだり・・・  笹飾りは無数の思い・願いの結晶。街中を彩る笹飾りの願いの渦の中を、たっぷりの吹き流しをかき分けるように、来年こそは歩きたいものですねぇ


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