もまれ牡蛎
震災以降にご縁があって、親しくさせていただいている遠方の方々が気仙沼にいらっしゃったので、牡蛎を食べにお連れ致しました。
三陸リアス海岸の波に激しく”もまれ”て育った牡蛎。大粒でふっくらしていて甘みもあって、なんと言ってもとってもきれいな乳白色。
生食用を買って食べるのも美味しいのだけれど、牡蠣小屋で唐桑の美しい海を見ながら食べられる所が、期間限定であるのですよ
(完全予約制です)

目の前の鉄板の上で、山と積まれた牡蛎やホタテが蒸し焼きになるのを待って、ハフハフと熱々を食べるのは最高です
まずは左手に厚手の青いビニール手袋をして、手のひらよりも大きな3年物の牡蛎をしっかり持って、牡蛎むきナイフで殻をこじ開けるのですが・・・これがなかなか・・・可愛いおば様二人が手ほどきをしてくれる中、半分くらいを自分で何とか開け、あとはむいてもらいました。ビールとの相性は抜群です



運転を任せた友人の 恨めしそうな顔は決して見ないようにして、ぐびぐび、プッハ
と楽しんでまいりました。
シーズン中にもう一回行きたいなぁ~

帰りに大谷海岸に立ち寄りましたら、小学校の子供たちが 10年ぶりに復活した綺麗な海岸の縁沿いに、海浜植物を植え戻しておりました。大谷海岸の防潮堤工事の前に”レスキュー”して学校の花壇で育ててきたのだそうです。
ハマヒルガオ、ハマエンドウ、ハマナデシコ、ハマニンニク・・・etc。
そうだ、そうだ、あったなぁ。潮風にさらされながら、地に這いつくばうように可憐に咲く小さな花たちがあった。
今は雑草にしか見えないけど、根をはって花をつけてほしいなぁ

子供たちからちょっと離れて眺めながら、「花~は、は~なは、花は咲く~」と、ウルウルと涙目で口ずさむおばさんでありました。
ホームページはこちら→Spotlight gallrey