サンマ

 ご近所さんから、”棚からぼた餅”ならぬ サンマを3匹頂戴いたしましたもちろん気仙沼に水揚げされた超新鮮な、我が家にとっては今年初のサンマ

私は仕事中でしたが、受け取った夫が(普段はほとんど電話などくれない人が…嬉しかったのでしょうねぇ)「口の先が黄色で目が澄んでいてきれいなんだよ。今夜食べるよね」と即刻電話してまいりましたよ。

 ここで我が家のサンマの塩焼きのちょっとしたこだわりを紹介いたしましょう。

①塩は粗塩、手にたっぷり取って頭からしっぽまでゴシゴシとなすり付ける。ふりかけるのではなく、あくまでもゴシゴシと。そして10分放置。
②魚焼き器を10分しっかり空焼きする。
③サンマを入れて15分焼きます。内臓を食べない人の分はここで終了。内蔵を食べる私はさらに5分焼きます。 sanma1.jpeg

 粗塩ゴシゴシで焼いたサンマは皮がパリパリになります。我が家は醤油は使わず、たっぷりの大根おろしとさっぱりめの味噌汁でいただきます。

 食後に片付けようとしていたら、「ちょっと待って!写真を撮ってサンマをくださったK山さんに見せるから!」と私のお皿をパシャリ。そうねぇ、あなたのお皿はどうしてもおいしそうに食べたようには見えないものね sanma2.jpeg

 生前、父が唯一褒めてくれたのは魚の食べ方だったかなぁ。時々おいしい日本酒を差し入れしてくださるS様に、このお話をして写真をお見せしたところ「なんだ、皿の上にまだちょっと皮や身があるじゃないか~」と叱られました。上には上の猫がおりまする。

 今年の初サンマは、ずんぐりしていてツチノコ(幻の蛇だから実際に見たことはないが…)みたいだったが、味は抜群でしたよー

※ブログの原稿を見たK場さんから「魚焼き器は両面焼きですか?」と聞かれました。そうそう、30年前に母が嫁入道具の必須アイテムとして、気仙沼のホームセンターで購入してくれた両面焼きでタイマー付き。特大サンマ3本が一気に焼ける2980円の代物です。30年頑張ってくれていますが、今なお現役延長コードでベランダに出して焼いてます。

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