さよなら冷庫ちゃん

 ついに我が家にも特別定額給付金なるものが振り込まれました。三人家族なので30万円です。確か最初は…とっても困っていらっしゃる方に30万円を‼という話だと思っていたら、いつの間にか国民一律に10万円を給付することになっていて、天からぼた餅みたいに降ってきたありがたいお金

 何に使おうか?と相談するまでもなく、数年前からずーっと夫と娘にせっつかれていた冷蔵庫問題にかたをつける潮時かなぁと、私も腹をくくってておりました。

 そう❗冷庫ちゃんこと我が家の冷蔵庫は、28年前結婚した時に、嫁入り道具の一つとして気仙沼から運ばれてきたものの一つです。それも新品ではなく、母が実家で何年か使用していたもの。ちゃっかり者の母が、実家用に新品を購入し、新婚の娘にお古をよこしてきたのです。なので、冷庫ちゃんはざっくり30歳以上
 二度の引っ越しに耐え、2011年の東北大震災の時は転倒(前転)し壁に穴をあけ、取っ手の一つが壊れたものの、起き上がらせてみたらば見事に復活し 冷え続けてくれた働き者。その後遺症なのか、ここ数年は時々「無呼吸症候群」になってウンともスンとも言わなくなることがあったため(少し揺らすとまたブーンと息を吹き返すのですが…)、家族からは早期の引退通告を指示されておりました
古いものが好きで、気に入ったものに何にでも名前を付ける癖が災いして、愛着が増しなかなか買い替える気にならないでいた冷庫ちゃん。

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 この度のありがたいお金で「えぃっ」と別れを告げました。NEWレイコちゃんもやっぱり白色でシンプルにとお願いし、私が仕事で留守中に取り換えてもらうことに… あまり見た目が変わらないものの、トレイに水をはらなくても勝手に氷ができることに感動し(世間では何十年も前からそうらしいが…)、耳になじんだブーンという音も全くしない(世間では当たり前らしい)。

日本の電化製品は本当に偉大だね

レイコちゃん、私が死ぬまで40年ぐらい頑張ってね

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